週刊税務通信最新号を読んでいたら、上記のようなタイトルの(株)税務研究会の広告が載っていました。
非常に興味を引き広告記事を読んだのですが、おおよそ次のような内容が書かれていました。
―近い将来ロボットが喫茶店でコーヒーを楽しみ、税金を納める、そんな時代が来るかもしれません。税の仕組みも日々変化してくいでしょう。―
税務に携わってないとピンと来ないと思いますが、私はある意味体に電気が走りました。
みなさん小学生の頃、租税教室を受けたと思います。現在税理士会鹿児島支部でも支部活動で行っています。
税理士が小学校に出向いて「どうして税金を払わないといけないかわかる子手を挙げて~」みたいなやつです。
なぜ税金を支払うのか?
当然ながら、インフラ整備、治安(警察)維持、消防救急車の活動、義務教育費用、社会福祉、防衛費…などを捻出するためです。
もっと短訳すると「国家安定のため」です。警察も司法もなければ治安なんて存在しないリアル北斗の拳の世界になるでしょう。
また中国が侵略してきても防ぐ手段もありません。義務教育がなければ将来を担う子供たちの資質が低下し、社会福祉がなければ、病気、老化=即、死。
話は元に戻りますが、「近い将来ロボットも税金を納めるのか?」ですのが、今よりもっともっと技術が発展しロボット自身が明確な意思や思想をもって活動するようになれば、法律上人権を与えられる世の中になるかもしれません。
そのような社会になればロボットが街に出てショッピングや旅行をし、芸術をたのしむなど生身の人間と同じ生活を送ると思います。
そうなると当然安定した生活を享受するために国民の一人として納税の義務を負うことになるでしょう。
ロボットにとっては病院に代わってメンテナンス機関、小学校中学校に代わってデータインストール機関などになるわけですから人間と違った税制が出来ると思います。
選挙権も与えられ政治にも参加して、ロボッ党などの政党が誕生するでしょう。
そんな深読み(妄想?)をしてしまったので、この広告記事に興味を惹かれてしまいました(笑)