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税務調査とは?

こんにちわ、鹿児島市のきしゃば会計事務所の税理士の中村です。

 

税務調査とは?

 経営者にとって、頭を抱えることになることが多い「税務調査」ですが、皆さんは税務調査に入られるとなったら、どのように対応されますか。

 会社によって、税務調査が来る頻度はばらばらであり、なおかつ、その連絡は急に来るものですので、怖いなーと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 今回は、税務調査とはどのようなものなのかを見ていきます。

 

 税務調査をする理由

 日本は、申告納税制度を採用しており、納税者が毎年税金を税務署等へ申告することにより税額が確定し、これを納税する形となっています。この際に、内容や税額が誤っていたり、不当に過小に申告することにより、納税されない恐れがあることから、公平性を保つために税務調査が行われています。

税務調査の種類 

 税務調査には強制調査と任意調査の2種類があります。強制調査の場合は、抜き打ちで行われ、悪質な脱税者に対して行われる調査です。早朝捜査令状もってとつぜん現れるそうです。業界歴23年の私ですら体験したことはないです。父の時代に1度だけあったと聞いております。そういう頻度です。

一般的なのは任意調査であり、一部の任意調査を除き、事前に顧問先と税理士事務所に税務署から連絡が来ます。任意ですが日程の調整は出来ますが調査そのものを否定することはできません。

税務調査対象会社は? 

 では、どのような会社が税務調査に入られる可能性が高いのでしょうか。

・設立してから3年が経った会社

・黒字の会社

・以前の調査で追徴を受けた会社

・売上や利益が大きく増加した会社

・前の調査から3年以上経過している会社

などが考えられます。経験上赤字会社は税務調査の可能性は少ないです。

追徴課税 

 税務調査に入られ、申告に誤りが発見された場合、追徴課税を支払うことになるのはもちろんですが、さらに延滞税や、過少申告加算税など、結果的に本来払うべき納税額より多くのお金を支払うことになるので、注意しましょう。ぜ

040609

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