こんにちは。鹿児島市の税理士、きしゃば会計事務所のブログです。
私中村は意外とマメで、新規顧問先の方はどういう事情できしゃば会計事務所に移っていただいたのかなど理由の管理をしています。
去年と今年でほかの税理士さんから税理士変更された法人のお客様は13件ほどありましたが変更の理由は以下のようなものでした。
1事業規模に対して税理士報酬が高い
一番多い理由はこれです。この業界はどういうわけか「月3万円。決算料半年分」という顧問料の基準が存在いたします。年商1億程度の法人なら丁度いい金額なのですが、年商500万円の小規模の法人に対して顧問税理士が「うちは月3万円が最低ラインです」と譲らず年間50万円以上税理士報酬を支払っていたお客さまからご相談をうけた例がありました。
実際この規模の法人なら年に1度か2度お会いして帳簿作成や申告書作成で済むはずです。年間15~20万円の税理士報酬でも十分採算合うはずなのですが…
宣伝になりますが、当事務所はお客様の要望や予算に応じた報酬体系を準備しております。
2税理士(及び職員)の態度が悪い
納税者が決算内容や会計処理の中身の根拠を質問すると「読めばわかるでしょ」と突き返したり、「私はこんな小さな会社みたくないんだよね」と暴言を吐いたり、人間の資質としてどうなんだろうという税理士さんがいらっしゃるようです。
また「社長、ボク今月ピンチなんですよ10万円貸してくれませんか」と借金を申し込む担当職員もいたそうです。こんなお金にルーズな事務所とは付き合いたくないですよね。
3税理士資格を持たない方に依頼していた
某団体や元税理士事務所勤務の方に依頼されていて「うちの会社は本当にこれでいいのか?ちゃんとした税理士に依頼すべきではないか」という疑問を抱いて税理士変更をされた方がいらっしゃいました。
その無資格者の作った帳簿を見せていただきましたが恐ろしい経理処理をしていました。対税務署や銀行に対しても絶対に税理士関与の方がよいと思います。
4税理士が記帳代行を受けてくれない
「うちは記帳代行いたしません。自計してください」と突っぱねる税理士が居るようです。私は税理士業は士業であると同時にサービス業だと思っています。サービス業者が頭ごなしにお客様の要望に応えないっておかしいことだと考えます。
5税理士が無知
会長の死去に伴い相続税申告を依頼したら不動産評価で小規模宅地の特例を適用していなかったなど不注意以前のミスをしていたなど。
6税理士死亡
突然死だったようですが、承継者もいなく担当職員から「私も転職します。自分で税理士を探してください」と放置されたそうです。税理士とて事業者ですので自分にもしものことがあったときの対応を考えていないのはどうしたものかなと。ちなみに私は同世代の友人と「お互い何かあったときは顧問先と事務所職員をお願い」と約束しています。