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近所の税理士、遠方の税理士、どちらを選ぶか?

どうも。鹿児島市の会計事務所、きしゃば会計事務所のブログです。

 

きしゃば会計事務所の顧問先は

当然、「顧問税理士は近くにいてくれた方がよい」という意見がおおいと思いますが、諸事情、近年のITの発達を考えると一概にそうは言えないと思います。

 

当事務所の顧問先は鹿児島市が中心でありますが、鹿児島市以外(南九州市、枕崎市、南さつま市、いちき串木野市、霧島市、姶良市、伊佐市、薩摩川内市、出水市、鹿屋市、西之表市、宮崎市など)の法人のお客さまが20件以上いらっしゃいますので、企業様も一概に「近所だから」という理由で税理士を選んでいるわけではないと思います。

 

近所の税理士を選ぶメリット

思い浮かぶのは、何かあったときに近くにいてくれる安心感やお互い出向く際の時間の節約だと思います。

すぐに相談に行けますし、決算時期や年末調整時期に1枚書類が足りない、押印が必要という場合に当然近所にいると重宝します。

何年も前になりますが、近くの顧問先に早朝税務署の無予告調査が入りました。社長さんから「税務署さんと店に入る入らないと押し問答しているんだ」と連絡があり、自転車で駆け付けたことがありました。

まさに近所の税理士の安心感は絶大だったでしょう(笑)

事務所の数軒先の顧問先のお客さんがいまして「FAXください」「FAXより持って行った方が早い」というコントみたいなこともありました。

 

遠方の税理士を選ぶメリット

ちょっと思いつかないでしょうが、過去の実例を挙げますと「うちのような地方の企業だと近くの税理士に依頼すると企業の情報が洩れそう」「地方なのでまともな税理士がいない」に尽きると思います。

また「専門性の高い特殊な職種でそれ系が得意な●●先生に」というケースもあります。

「依頼しようと考えていた税理士が地元の同級生だった。プライベートで付き合いのある人に会社の財務内容を見られたくない」とか、「地方のランドマーク的存在の税理士は上から目線で頼みたくない」などの理由で遠方の税理士を依頼される方もいます。

当事務所は相続税や会社設立に力を入れているのですが、そういう関係で地方のお客さまから「地元の税理士に相談をしたのだけどどうも頼りない」という相談を受けセカンドオピニオン的な立場から関わり合いをいただき仕事をご依頼される方もいらっしゃいます。

 

結局どちらがいいのか?

「近くにいてくれる安心感」を除けば正直どちらでもよいと思います。

電子申告の時代なので申告書に署名押印してもらう必要もないですし、メールやチャットワーク、スカイプも利用される時代です。

相性が合い、報酬料金やサポート体制で折り合いのつく税理士なら近所だろうと遠方だろうと納得してお付き合いできると考えます。

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