東京に行った際、中野駅近くの『中野ブロードウェイ』に
よく足をはこびます。
半世紀以上の歴史があるここは東京の元祖サブカルチャー
の聖地であり、中古高級時計街、まんだらけをはじめとし
た古本やホビー街、何やってんのかわからない店多数が
混在する「サブカルチャーの九龍城」です。
高級腕時計を一通り見て回って帰る際に一軒の服屋さんが
目に留まり足を止めました。
店いっぱいにアニメ系の服が乱雑に展示してあり、「外人
相手の著作権無視のパチモン服やか」と勝手に決めつけな
んとなく物色すると、なんとジョジョキャラのスカジャン
があるではないか！
5部のラスボスディアボロ、3部のイギー、承太郎など。
「3,980円か。パチモンだし話のネタに一着買って帰るか」
と、5部の準主役ブチャラティのスカジャンを手にレジへ。
包装してもらい手渡しされ、「39,800円です」と。
「3万9千8百円？3千9百8十円でなく？」
値札見ると確かに39,800円と書いてる。
「パチモンだから安いはず」という先入観から3,980円と
39,800円を一桁見間違いしていた。
数字のプロの税理士としても、これはとても恥ずかしい。
にっこり笑顔の店員にいまさら断れず「カ、カードで」と
買ってしまいました。
調べてわかったのですが、絡繰魂というスカジャンブランド
とのコラボ企画商品のようでした。
事務所のスタッフにこの件を話したところ「これだけの刺繍
に手間かかって3,980円はないですよ」と
正論をかまされさらに凹みました。
「スティッキーフィンガーズ」と思わずスタンド名を叫び
たくなるファスナー（笑）
確かに品物は良い。丁寧な刺繍、ブチャラティのスタンド
能力のファスナーを模してあちこち取り
付けてあったり、裏地がブチャラティの服の柄だったり
確かに39,800円の価値のあるスカジャンです。
しかし大量の刺繍とたくさんのファスナーで鎧のように重い。
時々これを着てアミュあたりを闊歩してます、見かけたら
気軽に声を••かけないでください！
