トップページ > 税金コラム > 5000万円の金製の仏具を買って相続税対策?

5000万円の金製の仏具を買って相続税対策?

朝の番組「あさチャン」で取り上げてました。

いよいよ来週1/1から相続税の大増税が始まるのですが、その対策として金製の仏具を購入する方がふえてるとのこと。

税法上、墓や仏具は相続税の非課税なので、生前に預金を金製の仏具に変えて相続税対策をするんだと。

中には5000万円の金製仏具セットを購入されてる方もいるとのこと。

テレビ観ながら「おいおい」ってツッコミいれました。

確かに基本的に非課税ですが1000万とかいうのは絶対に税務調査で否認されます。社会的常識を逸脱してますもの。

で「金製の仏具」でヤフー検索したら出るわ出るわ、仏具屋の広告。「相続税の究極の節税!」と謳い文句で2000万前後の金製の仏具セットを売ってる。専門店だからこれほどの額の仏具は絶対非課税と認められないとわかってるのに、卑劣な宣伝文句で売りつけてる。

相続税の調査は当然故人があの世に行った後なので「あの時非課税になると言ったじゃないか!」ってクレームも来ない。まさに死人に口なしだもんな。

トップへ戻る