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極寒の高野山で宿坊体験(お寺に宿泊してプチ修行)してきました。その①

こんにちは、鹿児島の税理士中村の所長ブログです。

顧問先の社長さんに信仰心の厚い方がいらっしゃいまして、ときどき高野山についてご教授頂いていました。

高野山は弘法大師が開いた日本仏教の聖地であり、私も一生に一度は行ってみたいと思っていました。

時々ネット検索をして知識を得ており、宿坊なるものがあることを知りました。

宿坊とは高野山に点在するいくつかのお寺に宿泊して体験修行が出来るものです。

半観光目的でホテル並みの宿泊料を支払いますので、お寺側も現金収入が入りますので近年は客寄せのために豪華さを競うような体制になっています。

ある金曜日に大阪に出張する用事がありました。ついでと言ってはなんですが土曜日にお隣の和歌山県山中にある高野山に宿坊体験することに決めました。

 

予約は各お寺のHPか、じゃらんなどのサイトからも予約出来ます。

口コミなどを調べて有名な一条院というお寺に泊まることに決めました。

大阪市街から高野山まで電車とケーブルカーを乗り継いで行けるのですが夏の台風被害で高山列車が運行中止になっており途中から臨時バスで高野山にのぼりました。

 

高野山駅到着。寒い。既にマイナス2度。高野山の路線バスで宿泊先の一条院まで向かいます。

 

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荘厳な門構えの一条院に到着。

境内ではパシャパシャ撮影できなかったのですが、ザ・寺 という造りで、離れに宿泊スペースが併設されている感じです。

部屋は旅館そのもの。お風呂だけは個室風呂がなく大浴場ですがトイレは個室でウォシュレットまで(笑)

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部屋まで案内され説明を受けました。一応修行なので時間割があり、17時30分から夕食(早っ)、その後宿題で写経をさせられ、就寝時間は決まっていないけど翌朝6時から本堂で朝のお勤め、その後朝食との事でした。

早い時間の夕食です。お寺なので精進料理なのですが、まあ豪華な事。しかもアルコールも注文出来ます(本当に修行か笑) 中庭を観ながらの優雅な夕食です。

 

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腹一杯&ほろ酔いの状態で宿題の写経。どんだけ不道徳なんだろう(笑)

こどもの塗り絵のように下に薄くお手本が書いてありそれをなぞるだけですが小一時間かかりました。字下手ですのでアップして見ないでください。

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翌朝・・・起床して本堂に向かうと渡り廊下激寒!マイナス8度! いったん部屋にもどり厚着して本堂に。

↓撮影は禁止されていますので一条院のHPから引っ張って来ました。

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ストーブを焚いているものの木造のただっぴろい本堂は寒かったです。お坊さんたちがラップ調でお経を読みあがるのをじっと聞いているだけです。30分以上でした結構辛かったです。

たまたま隣にロシア人と思われる集団がいましたが、トレーナー1枚にジーンズのみ。しかも裸足。ロシア人にとってはマイナス8度なんて屁のような温度なんでしょう。おそロシア。

朝食を済ませてチェックアウト。

 

高野山のもう一つの目的である奥の院に向かいました。

次回は奥の院のお話をしたいと思います。

 

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