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ドラマ『北の国から』のロケ地巡り by富良野

相続税の不動産調査や測量、評価の関係で札幌に行きました。

税理士という職業は内勤がほとんどなのですが、相続税の場合は意外にアウトドアです。ゴム長靴を履いて田んぼと道路との高低差などを計測したり、ヒルに噛まれながら林に入ったりしたこともあります。

 

北海道出張…

私にはある企みがありました。

ドラマ『北の国から』の大ファンで何度も何度も繰り返し観ています。

昔から一度はロケ地の富良野に行ってみたいと考えていたのですが、鹿児島から札幌、そして富良野までの行程や旅費を想像すると躊躇してしまい、なかなか行く機会がありませんでした。

 

今回札幌出張がきっかけではありましたが、おととし『北の国から記念館』が閉館されたこと、いくつかの名シーンが撮られた『三日月食堂』の閉店などの話を耳にし「ロケ地が次々なくなっていく…今のうちに行かないと五郎と純と蛍の家や中畑木材店もなくなるのでは」という焦りがあったからです。

 

木曜夜札幌入りし、金曜日朝から法務局や現地回りを片付けると、土曜の早朝レンタカーを調達し早速富良野へ。120キロの道のり。

 

札幌と富良野の中間の夕張で休憩し、メロン道の駅と名画『幸福の黄色いハンカチ』の観光地に寄り、午後2時頃富良野入り。

札幌も涼しかったですが富良野は北海道の内陸部なのでさらに涼しく鹿児島とは12度気温差がありました。

 

富良野(正確には麓郷)に入って最初に立ち寄ったのは中畑木材店。純と蛍の二番目の父と言っていい中畑社長(地井武男)の自宅兼事務所です。

「ドラマのままの建物だ…」涙出そうになりました。

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北の国からをあまり知らない方のために大まかにストーリーをお話ししますと、1981年放送全24話の連続ドラマで、純と蛍の両親の別居離婚の関係で東京からインフラが全く整ってない富良野麓郷へ引っ越した秋から翌秋までの1年間の純と蛍の大自然下での成長を描いたものです。

大好評だったのでその後2~3年置きに2002年までスペシャル番組として純と蛍の初恋や、就職、結婚などを描いています。

 

ロケ地は富良野市街地や麓郷に点在しているのですが、観光客用にロケ地マップが用意されており非常に重宝しました。

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まずは五郎と純と蛍の歴代の家です。

 

五郎の生家であり文字通りあばら家。この家で零下20度という冬を乗り切った。

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2番目の丸太小屋。1981年の連続ドラマ版ではこの丸太小屋を作るという目標を建て建築する場面で終わります。以後のスペシャル版では火事で焼失する設定ですが現物は残っています。

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2番目の丸太小屋が火災で焼けたので空き家を改装して住んでいた家。

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廃材の石で建てた五郎の終の棲家。

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純と蛍が通っていた分校の小学校。となりに純と蛍のお兄さん的存在の草太(岩城滉一)の牧場があるんですが私有地なので撮影お断りだそうです。

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いい具合に陽も暮れたので宿泊先のホテルへ。

この三角屋根のホテル、富良野プリンスホテルも何度もロケの舞台になっています。

ほかにきれいなホテルはいくつかありましたが思い入れもありあえてココに宿泊しました。

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夜。事前調査もした富良野の駅前の繁華街『ふらのへそ歓楽街』(と言っても居酒屋スナックが10件ほど)にある居酒屋『炉ばた』の暖簾をくぐりました。五郎がこの席で飲んでいました。

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翌日午前中、五郎が廃材で建てた街(雪子の家、中畑社長の子供夫婦の家、純と結の家)、雪子が働いていたニングルテラス、富良野ドラマ館へ。

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五郎と言えばニット帽ですが、1982年から2002年まで終始かぶっていたこのウサギ印の帽子も売っていました。

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ほかにもマイナーなロケ地を探索し、季節だったのでラベンダー畑も回って夕方札幌へ、翌朝鹿児島へ帰りました。

とても思い出に残る富良野ロケ地めぐりでした。

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