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配偶者控除及び配偶者特別控除に関する改正2018(いくらまで稼いでよいのか)

こんにちは。鹿児島の税理士、きしゃば会計事務所のブログです。

前回は2018年からの配偶者控除や配偶者特別控除の改正点について書かせていただきました。

今回は、いくらまで稼いでよいのか、つまりいくらまでなら旦那さんの扶養に入れて税金や社会保険の負担が増えないのかを書かせていただきます。

 

働く妻の「壁」はどう変化するか?

これまでの「103万円と141万円の壁」が、「150万円と201万円の壁」になりました。

ただ、妻の収入が一定以上になると手取りが逆転してしまう現象を「壁」と呼ぶなら、税金上では「壁」は存在しないとも言えます。

 

年収の壁は他にもあります。

◆住民税の「100万の壁」

年収の約100万円を超えると住民税が発生します。自治体によって金額が変わり、鹿児島市の場合、96万5000円です。ただ、こちらは少し超えただけなら6,000円ぐらいの税額なので、あまり問題にはされないようです。

 

◆所得税の「103万円の壁」

年収103万円を超えると所得税が発生します。

配偶者控除の金額は変わりましたが、所得税を納めなければならないのは103万円以上で変わらず、「103万円の壁」影響は減っても残っているとも言えます。

 

◆社会保険の「130万円の壁 (106万円の壁)」

社会保険の被扶養者となるための要件の一つに、年収130万円未満とあります。これを超えると、妻は自分で社会保険(厚生年金保険・健康保険など)に加入して保険料を負担するため、年収が一定以上になるまで手取の逆転現象が起きます。

 

働き損にならないよう調整してもいいですが、厚生年金に加入できるということは、将来受け取れる年金が増えますし、支払った社会保険料は、年末調整(確定申告)の際に社会保険料控除として計算できますので、デメリットばかりとは言えません。

 

また、次の要件にすべて当てはまる人は、106万円で社会保険に加入することになるので、「106万円の壁」とも言われます。

・501人以上の従業員のいる企業

・週20時間以上(残業除く)労働し、雇用期間が1年以上

・年収106万円以上(月収88,000円以上)

 

この手取が逆転しやすい「130万円の壁(106万円の壁)」は残ったままですので、実際にはこの金額が一番気にするところになるのではないでしょうか。

 

配偶者手当

妻に対して、夫の勤務先から支給される「手当」がある場合は、妻の年収が増えることで手当が打ち切られる可能性もあります。この金額は会社がそれぞれ定めているので、注意が必要です。

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配偶者控除及び配偶者特別控除に関する改正2018

こんにちは、鹿児島の税理士きしゃば会計事務所のブログです。

今回は2018年からの配偶者控除及び配偶者特別控除の改正について書きたいと思います。

 

まず、これまでの配偶者控除・配偶者特別控除についてお話します。

これまで、妻の年収が103万円以下なら、夫は配偶者控除として38万円の所得控除を受けることができました。妻の年収が103万円を超えると、夫が受ける控除は配偶者特別控除となり、控除額は妻の年収が141万円になるまで段階的に減少しました。

 

よく言う「103万の壁」とは、配偶者控除を受けられる妻の年収の上限が103万円以下のため、このように呼ばれたようです。

しかし、夫の所得が1000万円以下(年収1220万円以下)なら、妻の年収が103万円を超えても、配偶者特別控除によって控除額はなだらかに減少するため、「壁」といっても手取りが一気に減るわけではありませんでした。

 

 

2018年からの配偶者控除・配偶者特別控除

改正のポイントは2つです。2019年の確定申告の際にはこの変更点が適用されます。

 

1.所得控除額38万円の対象になる配偶者の年収の上限が103万円から150万円に引き上げられる

配偶者控除の対象となる妻の年収はこれまでと変わりませんが、配偶者特別控除が拡大され、妻の年収が103万円超150万円    以下なら、夫は配偶者特別控除として38万円の所得控除が受けられるようになります。(夫が年収1120万円以下の場合)

 

この見直しによって「150万円」が新たな壁になるのかというと、150万円を超えても妻の年収が約201万円まで配偶者特別控除が適用されるので、これまで同様、手取りが一気に減ることはありません。

 

2.納税者本人(夫)の所得によって控除額が減少、やがてなくなる

「世帯主の年間の合計所得金額が1000万円(給与収入のみの場合、年収1220万円)以下」という要件が追加されました。

配偶者特別控除の対象となる妻の年収の上限は引き上げられますが、控除額は適用される納税者本人(夫)の所得によって減少し、なくなってしまいます。

つまり、高所得者になるほど控除が受けられなくなるのです。

 

 

2018年からの「配偶者控除」

 

配偶者控除

世帯主の合計所得(年収)

900万円

(1,120万円以下)

950万円以下

(1,170万円以下)

1,000万円以下

(1,220万円以下)

1,000万円超

(1,220万円超)

控除対象配偶者

38万円

26万円

13万円

老人控除対象配偶者

(70歳以上)

48万円

32万円

16万円

 

 

 

2018年からの「配偶者特別控除」

 

配偶者特別控除

世帯主の合計所得(年収)

900万円

(1,120万円以下)

950万円以下

(1,170万円以下)

1,000万円以下

(1,220万円以下)

1,000万円超

(1,220万円以下)

配偶者の合計所得 (給与年収)

85万円以下

(150万円以下)

38万円

26万円

13万円

90万円以下

(155万円以下)

36万円

24万円

12万円

95万円以下

(160万円以下)

31万円

21万円

11万円

100万円以下

(166万7999円以下)

26万円

18万円

9万円

105万円以下

(175万1999円以下)

21万円

14万円

7万円

110万円以下

(183万1999円以下)

16万円

11万円

6万円

115万円以下

(190万3999円以下)

11万円

8万円

4万円

120万円以下

(197万1999円以下)

6万円

4万円

2万円

123万円以下

(201万5999円以下)

3万円

2万円

1万円

123万円超

(201万5999円超)

3月の休日無料相談日は10日、25日です(要予約制) ※平日は常時相談可能

こんにちは。鹿児島市の税理士、きしゃば会計事務所です。

3月の休日無料相談日は10日(土)と25日(日)となります。

ご相談ご希望の方は事前に電話かメールにてご予約ください。

また平日昼間ですといつでも無料相談を行っていますのでご気軽にお問合せください。

 

合同会社の設立について②

こんにちは、鹿児島の税理士、きしゃば会計事務所のブログです。

 

前回が、資本金の払込みまででしたので、今回で合同会社の設立完了までご説明いたします。

 

登記書類作成

資本金を払い込んだら、合同会社設立の登記をすることになります。

登記に必要な書類には、以下のようなものがあります。

・合同会社設立登記申請書

・代表社員、本店所在地及び資本金の決定証明書

・代表社員の就任承諾書

・登記事項証明書

・職務執行者の選任に関する書面

・職務執行者の就任承諾書

・払込証明書

定款に記載した資本金が存在することを証明するための書類で、定款の作成日以降に誰が振り込んだかが分かるように通帳のコピーが必要となります。

・資本金の額の計上に関する代表社員の証明書

・定款

・印鑑届出書

 会社の印鑑を登録するために必要となります。

 

登記に必要な書類が準備できたら、法務局で登記を行います。

法務局で申請をした日が会社の設立日となります。

 

開業の届け出

登記が済んだら、次は、税務署や都道府県に開業に関する届け出を提出しなければなりません。

提出書類としては、以下のようなものがあります。

・法人設立届出書

 税務署のほか、都道府県や市町村にも提出する書類です。

・青色申告の承認申請書

 青色申告をするためには、提出しなければなりません。

・給与支払事務所等の開設届出書

 給与の支払いがない場合は、提出は不要とされていますが、税務署側としては提出することが望ましいとのことです。

・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書

申請することで、給与の支給人員が10人未満であれば、源泉徴収した所得税を年2回にまとめて納付することができます。

 

このほか、減価償却資産の償却方法の届出書や、労働保険に関する届出書などがあります。

 

設立完了

合同会社を設立するにあたっての費用としては、定款に貼る収入印紙代や、登記手続きでの登録免許税などがあります。

最低でも10万円はかかりますので、事前に準備していてください。

合同会社の設立について①

こんにちは、鹿児島の税理士、きしゃば会計事務所のブログです。

 

合同会社…

あまり聞きなれない言葉だと思います。現在有限会社という方法で会社設立はできません。その代用として合同会社というものがあります。設立費用も安くで済むため株式会社設立ではなくあえて合同会社で設立される方がちらほらいらっしゃいます。

手間は掛かりますが自分で設立手続きをしようと思えばできないことはありません。手順は次のようになります。

基本事項の決定→定款の作成→資本金の払込み→登記書類作成→開業の届け出→設立完了

の順になります。今回は資本金の払い込みまでは詳しく解説したいと思います。

 

1.基本事項の決定

まずは、会社の基本事項を決めなければいけません。

以下が基本的な項目となります。

商号(会社名)

 必ず「合同会社」という文字を入れることになります。

事業目的

どのような事業を行い、収益を得るのかを簡潔にまとめてください。

本店所在地

会社の本社を置く住所となります。

資本金の額

資本金は1円から設定することができますが、融資を受ける際に資本金の額が重要視されることからも、適正な金額を設定するようにしましょう。

社員

ここでいう社員とは、従業員ではなく、会社に資本金を出資し、経営に参加する人を指します。誰が代表権を持つのかなどを決める必要があります。

決算月

決算月は自由に決めることができますが、会社設立予定日と近い時期に決算月をしてしまうと、1期目の決算がすぐに来ることになりますので、気を付けてください。

 

2.定款の作成

基本事項が決まったら、次は定款を作成します。

株式会社の場合、公証役場での認証が必要となりますが、合同会社の場合は不要のため、より早く作成することができます。

最初に決めた設立項目を記載するほか、損益の分配比率の決め方など、ルールを定める場合には記載してください。

 

3.資本金の払込み

出資金額が決定したら、出資金を銀行の口座に預けることになります。出資者全員が明記されるように、振り込みで入金処理することで、通帳に名前を残してください。

通帳のコピーが、出資金の証明書として使われます。

 

極寒の高野山で宿坊体験(お寺に宿泊してプチ修行)してきました。その②

こんにちは。鹿児島の税理士事務所、きしゃば会計事務所のブログです。

前回は高野山のお寺での宿坊をご紹介いたしました。

今回は高野山の核心、奥の院から弘法大師の御廟までの道のりをご紹介したいと思います。

奥の院とは、高野山全体の文字通り奥に鎮座する高野山信仰の中心であり、入口から弘法大師の御廟、燈籠堂までの2~3キロの長さの巨木の杉並木があり、そこに無数の歴史上の人物の墓石、慰霊碑などが点在しています。

陽もあがり気温はマイナス4度くらいまで上がっていますが。当然寒いです。ヒートテック+シャツ+セーター2枚+コートでやっと耐えれる寒さ。

奥の院までは路線バスで向かいます。いよいよ奥の院入口。

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事前に調べていて知っていたのですが燈籠堂までの道のりの間に名だたる戦国武将の墓が点在いたします。

漏らさず拝見するために案内マップ持参できました(笑)

入口から順に、武田信玄、上杉謙信(改装中)、まってました伊達政宗、明智光秀、石田三成、豊臣秀吉、織田信長です。

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歴史に詳しい方なら驚くと思いますが、比叡山延暦寺を焼き討ち高野聖(高野山関連の修行僧)を惨殺し、高野山も攻めようとした織田信長の墓が高野山の一等地の奥の院にあるんです。

「仏になったら皆同じ」という高野山信仰の懐の深さのなせる業かもしれませんが、色々調べてみるといつの間にか誰かが勝手に建立してしまって、いくら信長憎しといえどわざわざ排除するまでにはいたなかったらしい流れのようです。

 

墓石郡を突き抜けると、いよいよ弘法大師御廟のある聖域と外界を分ける御廟橋にさしかかるのですがここから先は撮影禁止のため燈籠堂や弘法大師御廟の写真はありません。

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燈籠堂は文字通り天井が燈籠で埋め尽くされています。Google検索結果です。

 燈籠堂 ☚クリック

 

そしてその奥にはいよいよ弘法大師御廟がありました。多くの人が御廟に向かってブツブツ経を唱えていました。

 

弘法大師御廟。Google検索結果です。無断で撮影して堂々とブログにUPしてる人がいてビックリです。

 弘法大師御廟 ☚クリック

 

ちょうど弘法大師のお食事の時間のようで、木箱の中に入っているだろう食事が運ばれて来ました。そうなんです弘法大師は生きていることになっています。1200年以上毎日行わてる儀式です。

精進料理だけではなくシチューやパスタなどの洋食も出されるようです。Google検索結果です。

 弘法大師食事 ☚クリック

 

弘法大師御廟に手を合わせ清い気持ちで元来た道を戻りました。少し道を外れますと戦国武将などのお墓の他に実は企業の社員慰霊碑なども点在しています。

コーヒーのUCCやヤクルトのオモシロ社員慰霊碑がありました。

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極寒の高野山で宿坊体験(お寺に宿泊してプチ修行)してきました。その①

こんにちは、鹿児島の税理士中村の所長ブログです。

顧問先の社長さんに信仰心の厚い方がいらっしゃいまして、ときどき高野山についてご教授頂いていました。

高野山は弘法大師が開いた日本仏教の聖地であり、私も一生に一度は行ってみたいと思っていました。

時々ネット検索をして知識を得ており、宿坊なるものがあることを知りました。

宿坊とは高野山に点在するいくつかのお寺に宿泊して体験修行が出来るものです。

半観光目的でホテル並みの宿泊料を支払いますので、お寺側も現金収入が入りますので近年は客寄せのために豪華さを競うような体制になっています。

ある金曜日に大阪に出張する用事がありました。ついでと言ってはなんですが土曜日にお隣の和歌山県山中にある高野山に宿坊体験することに決めました。

 

予約は各お寺のHPか、じゃらんなどのサイトからも予約出来ます。

口コミなどを調べて有名な一条院というお寺に泊まることに決めました。

大阪市街から高野山まで電車とケーブルカーを乗り継いで行けるのですが夏の台風被害で高山列車が運行中止になっており途中から臨時バスで高野山にのぼりました。

 

高野山駅到着。寒い。既にマイナス2度。高野山の路線バスで宿泊先の一条院まで向かいます。

 

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荘厳な門構えの一条院に到着。

境内ではパシャパシャ撮影できなかったのですが、ザ・寺 という造りで、離れに宿泊スペースが併設されている感じです。

部屋は旅館そのもの。お風呂だけは個室風呂がなく大浴場ですがトイレは個室でウォシュレットまで(笑)

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部屋まで案内され説明を受けました。一応修行なので時間割があり、17時30分から夕食(早っ)、その後宿題で写経をさせられ、就寝時間は決まっていないけど翌朝6時から本堂で朝のお勤め、その後朝食との事でした。

早い時間の夕食です。お寺なので精進料理なのですが、まあ豪華な事。しかもアルコールも注文出来ます(本当に修行か笑) 中庭を観ながらの優雅な夕食です。

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腹一杯&ほろ酔いの状態で宿題の写経。どんだけ不道徳なんだろう(笑)

こどもの塗り絵のように下に薄くお手本が書いてありそれをなぞるだけですが小一時間かかりました。字下手ですのでアップして見ないでください。

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翌朝・・・起床して本堂に向かうと渡り廊下激寒!マイナス8度! いったん部屋にもどり厚着して本堂に。

↓撮影は禁止されていますので一条院のHPから引っ張って来ました。

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ストーブを焚いているものの木造のただっぴろい本堂は寒かったです。お坊さんたちがラップ調でお経を読みあがるのをじっと聞いているだけです。30分以上でした結構辛かったです。

たまたま隣にロシア人と思われる集団がいましたが、トレーナー1枚にジーンズのみ。しかも裸足。ロシア人にとってはマイナス8度なんて屁のような温度なんでしょう。おそロシア。

朝食を済ませてチェックアウト。

 

高野山のもう一つの目的である奥の院に向かいました。

次回は奥の院のお話をしたいと思います。

 

確定申告作成の流れ②

前回は所得金額の確定と所得控除の確定については解説いたしました。

所得金額から所得控除額を差し引いた残額が課税所得金額となります。

この課税所得金額に決められた税率(所得が高いほど税率が高くなる)を乗じた金額が所得税の額となります。

本来この所得税の額をそのまま納付するのですが、所得控除があるように税額控除も存在し、本来納付すべき所得税の額から更に控除をしてくれます。

 

税額控除

課税される所得金額に対する税額 - 税額控除 = 申告納税額

所得税の確定申告で認められている控除は、先ほどの「所得控除」の他に「税額控除」があります。

所得控除は税額を出す前の所得から差し引きますが、税額控除は算出した税額から直接差し引きますので、こちらのほうが、節税効果が大きいと言えます。

税額控除には次のようなものがあります。

 

住宅に対する控除

・住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)

・住宅耐震改修特別控除

・住宅特定改修特別税額控除

・認定長期優良住宅新築等特別税額控除

 

寄付金に関する控除

・政党等寄付金特別控除

・認定NPO法人等寄付金特別控除

・公益社団法人等寄付金特別控除

・特定震災指定寄付金特別控除

 

その他

・配当控除

・災害減免額

・外国税額控除

 

これらの税額控除を控除してようやく「申告納税額」を出すことができました。

ただ、これでまだ終わりではありません。「申告納税額」は、あなたが1年間の所得に応じて納めるべき所得税の金額です。

しかし、実際には確定申告する前にすでに所得税をある程度払っていたり、払いすぎている場合が多くあります。給料や配当、報酬などが支払われた時点で、源泉徴収として納めているからです。

 

源泉徴収票を見ると、所得税および復興特別所得税としていくら払ったのかが書いてあります。その金額を合計して、申告納税額から差し引きます。こうして確定申告の時に納める税金の額が出ます。

源泉徴収で払いすぎていた場合は「申告納税額-源泉徴収税額」がマイナスになります。このマイナスは還付される税金なので、確定申告によって取り戻しましょう。

 

 

計算の仕方をまとめておきます。

  • 収入 - 経費 = 所得
  • 所得 - 所得控除 = 課税される所得金額
  • 課税される所得金額に所得税率をかけるなど税率表を見て所得税額を算出する
  • 所得税額 - 税額控除 = 申告納税額
  • 申告納税額 - 源泉徴収税額 = 納める税額

マイナスになった場合はその額の還付金が戻ってくる

 

鹿児島のきしゃば会計事務所のブログでした。

確定申告作成の流れ①

こんにちは、鹿児島のきしゃば会計事務所のブログです。

今回は確定申告作成の流れについてご説明したいと思います。

基本は「所得金額の確定⇒所得控除の控除⇒所得税額の確定⇒税額控除や予定納税、源泉所得税の控除」の流れです。

先ずは計算の基礎となる所得金額の確定から所得控除の控除までをご説明いたします。

 

所得金額の確定

まず、「収入」と「所得」の違いについてお話しします。

仕事をしたり、モノを売るなどして入ってきたお金が収入で、そのお金を得るためにかかった経費を引いて手元にのこったのが所得です。

収入 - 経費 = 所得

 

確定申告の書類でも、「収入金額」と「所得金額」を書く欄が別々にあります。混同しないように気を付けましょう。

また、ここにある経費とは「収入を得るために必要な出費」です。どれが経費でどれが経費でないかは本人が判断します。

しかし、仕事に関係のなさそうな出費や、あまりにも高額な場合は、税務署から疑われてしまうこともあるので、きちんと説明できないような出費は経費にしないほうが無難であることも覚えておきましょう。

 

 

所得控除額の確定

所得税は、所得額に応じて一定の税率を掛け算することで算出されます。

ただし、そこからさらに各種の所得控除を差し引いて「課税される所得金額」を出します。

所得 - 所得控除 = 課税される所得金額

所得控除は「経費ではないが、個人が生活する上で必要なので税金をかけないことにしたお金」と考えましょう。14種類あります。

 

誰でも控除されるもの

基礎控除

 

自分や家族の状況に応じて控除されるもの

配偶者控除

配偶者特別控除

扶養控除

寡婦(夫)控除

勤労学生控除

障害者控除

 

保険料などの控除

社会保険料控除

小規模企業共済等掛け金控除

生命保険控除

地震保険控除

 

給与所得者でも確定申告が必要となる控除

医療費控除

雑損控除

寄付金控除

 

個人事業主や自営業者、フリーランス、不動産所得がある人などは、これらの控除のうちに該当するものがないかどうかを自分で確認する必要があります。控除の欄に記入し忘れていても、誰も教えてはくれないため、注意が必要です。

 

給与所得者は、上で書いた「医療費控除」「雑損控除」「寄付金控除」以外は、年末調整の時点で計算してあるので必要ありません。この3つだけを覚えておきましょう。

 

【確定申告】申告書の種類と納付方法

こんにちは、鹿児島の税理士、きしゃば会計事務所のブログです。

今回は、確定申告書の種類と納付方法について解説いたします。

 

確定申告書の種類

 

「申告書A」「申告書B」「分離課税用」の3つの書式があり、「申告書A」「申告書B」のどちらかは必ず提出します。

 

書類は税務署のほか、確定申告の時期に各地に設置される広域申告センターや市町村役所、出張所で入手できます。一緒に書き方を解説した「手引き」も用意されています。

また、所轄の税務署に依頼して郵送してもらうこともできますし、国税庁のHPからダウンロードしてプリントアウトしたものを使っても大丈夫です。

 

「申告書A」は、所得が給料や年金だけの人などが使いやすいように作られた申告書です。

給与所得・雑所得(年金を含む)・配当所得・一時所得の申告に使えます。

 

「申告書B」は、所得の種類に関係なく誰でも使える申告書です。

個人事業主やフリーランサー、アパートやマンションを経営して不動産所得のある人などはこちらを使います。予定納税をしていたり、前年分からの繰越損失を差し引く(=損益通算をする)ときもこちらを使います。

さらに、次の書類が必要な場合は「申告書B」と一緒に提出します。

 

「分離課税用」申告書第三表

分離課税の所得があるときに必須の書類で、よく使われる申告書の一つです。次のような場合に作成し、提出します。

・土地や建物など不動産を売却して譲渡所得がある

・株式などを売却して譲渡所得がある

・株式などの配当所得がある(申告分離課税を選択した場合)

・先物取引の雑所得がある(申告分離課税を選択した場合)

・退職所得がある

・山林所得がある

 

「青色申告決算書」(一般用・農業所得用・不動産所得用などがあります)

個人事業をしていたり、不動産所得がある人が、青色申告をするときに使います。白色申告のときは、似たような内容の「収支内訳書」を作成して「申告書B」に添付します。

 

「損失申告用」申告書第四表

所得金額が赤字な時や、雑損控除や繰越損失で赤字になるときに使います。

 

その他、申告の内容によって、必要な付表や明細計算書も一緒に提出します。

「医療費控除の明細書」 医療費控除をうけるとき

「住宅借入金等特別控除額の計算明細書」 住宅ローン控除をうけるとき

「申告書付表(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用)」 株式の売却損を繰り越すとき

「譲渡所得の内訳書」 譲渡所得があったとき

「所得の内訳書」 フリーランサーなどが使います。収入を得た先が多いときに、その相手や収入金額などを記します。

 

 

納付の方法

 

現金の場合、所得税の納付は確定申告の最終日が期限なので、3月15日までになります。所定の納付書に納税額などの事項を記入して、銀行などの金融機関や税務署の窓口で納付します。

コンビニで支払えるのは30万円以下でバーコード付きの専用納付書のみです。

これらの納付書は、金融機関や税務署などで用意しています。

 

口座振替で納付することもできます。

「確定申告の手引き」に振替納税の依頼書が付いているので、必要事項を記入して、確定申告をするときに一緒に税務署に提出すれば手続き完了です。

引き落としは4月半ばになるので、現金納付よりも1カ月ほど余裕があります。

ただし、口座の残高が不足していた場合は引き落とされないので、窓口に行って現金で納税することになります。またこの場合、納入期限日にさかのぼって延滞税もかかってしまいますので注意が必要です。

 

電子申告「e-Tax」を使った場合は、金融機関のネットバンキングシステムを利用して、自宅で納税まで済ませることができます。

 

期限までに税金を納められないときは、延納といって納税を先延ばしにすることも認められています。

ただし、通常は5月末までが期限ですし、延納できるのは納めるべき税額の半分までです。

また、延滞した金額に対しては、利息がかかります。この利息分が延滞税となります。

 

 

納めすぎていた税金が戻ってくる還付申告の場合は、確定申告書の中にある「還付される税金の受け取り場所」の欄に振込口座を記入します。

本人名義の口座しか使えず、結婚などで姓が変わった場合も姓名が一致していないと認められないので注意してください。個人事業主などの場合は、屋号が入っていない口座を指定しましょう

通常なら1カ月~1カ月半で口座に振り込まれます。

金融機関に行って、窓口で直接受け取ることもできます。

 

 

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